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相続手続きを複雑にしない財産の残し方とは
(相続、遺言、生前対策メールマガジン)

メールマガジンバックナンバー(2020年3月3日)

死亡後に残された財産関係が複雑になっていると、

相続人たちが当惑したり

困ってしまったりするものです。

できれば相続手続きは単純化し、

スムーズに手続きを進めたいところです。

今回は相続手続きを複雑にしないための財産の残し方をご紹介します。

 

1.生命保険を活用する

相続手続きを複雑にせずに財産を残すには「生命保険」の活用がお勧めです。

生命保険で受取人を明確にしておけば、指定された人が確実に、

そして簡易的な手続きで受け取ることができます受け取れます。

生命保険金は遺産分割の対象にならないので遺産分割協議も不要ですし、

法定相続にとらわれず法律で決められた相続人以外の人にも生命保険金を残せます。

法定相続割合を無視して特定の人に高額な死亡保険金を残すことも可能です。

※ただし、生命保険会社の規約によって、

「二親等以内の血族」等と定められいる場合、その範囲でしか受取人の指定はできません。

保険金は簡易手続きでかつ早期に支払いがなされることがほとんどのため、

相続税の納税資金にも使えますし相続税の控除も適用されるので、

相続対策には非常に有効です。

 

2.預金を残す

預金は1円単位で法定相続割合に応じて簡単に分割できるので、

争いの元になりにくい財産です。

不動産などの分けにくい遺産があっても

他に一定金額以上の預金があれば調整しやすくなります。

預金には相続税を安くする効果はありませんが、

相続トラブル防止・スムーズな相続のために一定程度の預金を残しておきましょう。

 

3.株(有価証券)は複雑になりやすい

今、株(有価証券)をお持ちの方は要注意です。

株(有価証券)の相続手続きをするには、

原則として、相続人が自分の証券口座を用意する必要があります。

※保有する有価証券によっては、口座開設が不要なケースや、

「売却専用口座」で簡易的に手続きができるケースもあります。

また価格の上がり下がりがあるので、

相続開始後や遺産分割協議後に大きく値上がりあるいは値下がりした場合などには

不公平と感じて「納得できない」相続人が現れる可能性もあります。


株等の有価証券をきっちり公平に分割したい場合、

有価証券そのものを分割する必要がありますが、

その場合、相続人全員が口座開設をする必要が生じたり、

手間や時間を要することが多くなります。


だれか代表相続人を決めて現金化することもできますが、

その場合、売却専用口座の開設となり、

売却する時期を選択できないケースもあり、

売却損が生じる可能性があります。


また、代表となった相続人の、

翌年の所得税・住民税が増額されてしまうこともありますので、

完全に公平にできるとは言いきれません。

株(有価証券)をきっちり分割するには

相続人が証券口座を開設して名義変更した上で売却し、

現金化しなければなりません。

いずれにしても、かなり相続手続きが複雑化してしまうので、

こだわりがなければできるだけ生前に換金しておいた方が良いでしょう。

 

4.不動産の相続にはデメリットもある

不動産は預金のように簡単に分割できません。

誰か1人が取得すると不公平になりますし、

代償金を払おうにも高額で払えないケースもあります。

かといって共有のままにしておくと、

共有者相続人全員の合意がないと売却や活用が困難となるので、

不動産をうまく活用することが難しくなります。

遺産分割がうまく進まずに放置される事例もあります。

確かに相続税を抑える節税効果は相続対策にはなりますが、

不動産の評価額や他の相続財産とのバランスが悪いと、

相続トラブルにつながるので要注意です。

 

5.相続をスムーズに進めるため遺言書を作成する

相続手続きを単純化してスムーズに進めるには遺言書作成をお勧めします。

遺言書があれば誰が何を相続すべきかが明確になり、

遺産分割協議が不要となります。

株や不動産があっても遺言書を使って名義変更さえすれば良いので、

さほど相続人の負担にはなりません。


ただし、遺言書の内容によっては、逆にもめ事に発展することもありますので、

作成する際はかならず、相続の専門家に相談しながら作成することをお勧めします。

 

当事務所でも遺言書作成のサポートに力を入れておりますので、

将来の遺産相続が心配な方は、ぜひご相談下さい。

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