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田舎の実家を相続したら要注意!
 (相続、遺言、生前対策コラム・メールマガジン)

メールマガジンバックナンバー(2021年12月7日)

田舎の実家を相続すると、

管理や活用も面倒なので放置してしまう方が

少なくありません。

しかし空き家を放置すると、

大変なトラブルになる可能性があるので

要注意です。


今回は田舎の実家を放置するリスクと正しい対処方法を解説します。

1.相続した空き家を放置するリスク

1-1.経費がかかる

空き家を放置していたら、所有者となった相続人に無駄な費用負担が及びます。

まず、不動産は「所有しているだけ」で「固定資産税」がかかります。

都市部なら「都市計画税」も課税されるでしょう。

さらにマンションの場合「管理費用」や「修繕積立金」も払わねばなりません。

支払いをしなければ、自治体から滞納処分をされたり、

マンション管理組合から訴訟を起こされたりする可能性もあります。


1-2.損害賠償リスク

田舎の古い一軒家を放置していると、

老朽化して壁や屋根が崩落するケースがあります。

家が壊れて通行人や近所の人にケガをさせたら、

所有者が損害賠償請求されるので注意しましょう。

重傷であれば、莫大な賠償金が必要になってしまう可能性もあり、

軽く考えてはなりません。


1-3.特定空き家に指定されるリスク

現在、全国で増えつつある空き家対策のための法律が整備されています。

倒壊の危険のある空き家を放置していると、

自治体から改善を求められ、「特定空き家」に指定される可能性があります。

特定空き家になったら、

固定資産税の軽減特例が適用されないので税金額が上がります。

それだけではなく、状況を改善するよう指導され、

それでも放置していたら強制的に家を取り壊されて代金を請求される可能性も。

 

空き家を放置しているととんでもないリスクがあるので、

相続したら次のようにきちんと対処しましょう。

 

2.空き家を相続した場合の対処方法

2-1.空き家の売却

まずは売却を検討してみてください。

売却したら固定資産税などの負担がなくなりますし、

管理の必要もありません。

近隣の人に迷惑をかけるリスクもなくなりますし、売却代金も入ってきます。

不動産会社に相談をしたり、

自治体の「空き家バンク」を利用したりして買い主を探しましょう。


2-2.空き家を賃貸する

空き家を人に貸して活用する方法もあります。

そのまま貸すのが難しければ、リフォームするのも良いでしょう。

最近では「DIY賃貸」といって、

借り主に自由にリフォームしてもらうタイプの契約も流行しています。

大きな家であれば「シェアハウス」にして、

地方移住を検討している人をお試しで短期間受け入れるなどの活用方法も考えられます。


2-3.更地で活用する

空き家を取り壊して更地にし、土地活用する方法もあります。

たとえば駐車場や資材置き場にしたり太陽光発電装置を置いたりもできますし、

需要に応じてトランクルームなども設置できます。

土地上に建物を建てたい人がいれば、土地を貸し付けて地代をもらう方法も。


空き家にはさまざまな活用方法があるので、

放置するのはもったいないといえます。

相続した実家を放置している方がいらっしゃいましたら、

今日から売却や活用を検討してみてください。

 

まとめ

不動産を相続しても、そのままにしているケースや、

売却しようとしてもなかなか売れないといったケースがよくあります。

ただし、そのままにしておくとリスクもありますのでしっかりと管理しておきましょう。

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